NTTドコモニュース、ドコモの新料金プランを打ち出す!、[3 ] [生活・レジャー]
ドコモ「カケホーダイ」の狙い
値上げになるケースも?
NTTドコモが4月10日発表した
「カケホーダイ&パケあえる」は、
通話の完全定額とデータ通信の家族間での
共有を組み合わせたお得感をうたう一方、
実質的にはLTE「Xi」向けプランの一新でもある。
スマートフォンの普及が一巡し、
MNP合戦が収束する中、
家族を中心とした既存ユーザーの音声ARPU
(1人当たりの音声通話収入)を上向かせ、
新規回線も追加しやすくするのが狙いだ。
新プランでは、「カケホーダイ」+「パケあえる(パケットパック)」
という構成が基本になる。
従来のプランが「基本料金」+「通話料」+「パケット代」
だったのを比較的シンプルにしたという。
一方で、音声通話をあまり使わず、
家族割も使っていないデータ利用中心のXiユーザーの場合、
新プランでは従来より維持費が高くなるケースもありうるため、
「ベネフィットが見いだしづらい」(同社広報部)ことも認める。
カケホーダイから1000円引きで音声なしプランも
用意しているが、その場合は音声通話は使えない。
既存のXi向けプランの新規受け付けは8月末に終了し、
9月からは新プランに一新するが、
既存ユーザーは既存プランを継続利用できる。
既存プランの提供は、「ユーザーが多くいる限り」(同)続けるという。
FOMAユーザーは9月以降も既存プランに新規契約できる。
●月間49分以上で“元が取れる”カケホーダイ
音声通話使わないユーザーは値上げに
新プランでは、Xiユーザーが音声通話を利用する場合は
「カケホーダイ」の契約が必須で、従量課金制は選べなくなる。
カケホーダイは月額2700円(税別、税込み2916円)で、
他社を含む国内固定・携帯電話と通話し放題になる。
既存のXi向けプランと比較すると
、一般的なプラン「タイプXiにねん」の場合、
49分以上通話すると2700円を超える計算だ
(基本使用料月額743円+1分40円×49分=2703円)。
同プランのユーザーで月に49分以上通話する
(無料通話先除く)場合は、新プランのほうが得になる一方で、
音声通話をほとんど利用しないユーザーでは維持費が高くなる。
同社の加藤薫社長は、 カケホーダイを通じて
「キャリア品質の音声通話に気づき、楽しんでいただきたい」と狙いを語る。
キャリアの通話料が高止まりする中で「LINE電話」など通話アプリが普及し、
キャリア通話を使わないユーザーが増える中、
改めてキャリア通話に振り向かせ、下がり続ける音声ARPU
(契約者1人当たりの音声通話収入)に歯止めをかける狙いだ。
現在のドコモの音声ARPUは1400円前後と、
スマホ向けカケホーダイの料金より1300円低く、
フィーチャーフォン向け(税別2200円)も800円下回っている。
カケホーダイへの移行が進めば音声ARPUが上向く可能が高い。
ソフトバンクモバイルも「実質かけ放題」をうたう
通話料金プラン「スマ放題」を発表しているが、
1回当たりの通話時間が5~10分に制限されてる。
「何回でも、何分でも、どこにかけても国内通話かけ放題はドコモだけ」
と加藤社長はアピール。
格安をうたうVoIPサービスとの違いとしては、キャリア品質の音質で、
緊急電話などにも利用できる点を強調した。
●家族重視の「パケあえる」 1人暮らしの
データヘビーユーザーは値上げに?
1人暮らしで毎月データをヘビーに使っているユーザーは、
既存のパケット定額プラン最上位
「Xiパケ・ホーダイ フラット」のほうが安くなりそうだ。
Xiパケ・ホーダイ フラットはデータ上限が
月間7Gバイト(7Gバイト超過後は2Gバイトごとに2500円)で5700円。
新プランの1人向けで7Gバイト使うと
7000円(5Gバイト5000円+2Gバイト2000円)かかることになり、
既存プランのほうが1300円安い。
「1人での複数台使い分けや、
家族での新端末追加を簡単にできるようにしたい」
加藤社長は狙いを語る。
1人暮らしのユーザーに不利ではという質問に対しては、
「1人でも複数端末でシェアしてもらいたい。
U25応援割で、25歳以下を応援する概念も付け加えた」と述べた。
一連の新料金プランは、
「当初は収入の減少要因になる」が、
音声・データともリッチに利用してもらうことで、
同社が掲げる「スマートライフ」を加速させたいと話している。
(ITmedia ニュース 4月10日配信を引用)
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値上げになるケースも?
NTTドコモが4月10日発表した
「カケホーダイ&パケあえる」は、
通話の完全定額とデータ通信の家族間での
共有を組み合わせたお得感をうたう一方、
実質的にはLTE「Xi」向けプランの一新でもある。
スマートフォンの普及が一巡し、
MNP合戦が収束する中、
家族を中心とした既存ユーザーの音声ARPU
(1人当たりの音声通話収入)を上向かせ、
新規回線も追加しやすくするのが狙いだ。
新プランでは、「カケホーダイ」+「パケあえる(パケットパック)」
という構成が基本になる。
従来のプランが「基本料金」+「通話料」+「パケット代」
だったのを比較的シンプルにしたという。
一方で、音声通話をあまり使わず、
家族割も使っていないデータ利用中心のXiユーザーの場合、
新プランでは従来より維持費が高くなるケースもありうるため、
「ベネフィットが見いだしづらい」(同社広報部)ことも認める。
カケホーダイから1000円引きで音声なしプランも
用意しているが、その場合は音声通話は使えない。
既存のXi向けプランの新規受け付けは8月末に終了し、
9月からは新プランに一新するが、
既存ユーザーは既存プランを継続利用できる。
既存プランの提供は、「ユーザーが多くいる限り」(同)続けるという。
FOMAユーザーは9月以降も既存プランに新規契約できる。
●月間49分以上で“元が取れる”カケホーダイ
音声通話使わないユーザーは値上げに
新プランでは、Xiユーザーが音声通話を利用する場合は
「カケホーダイ」の契約が必須で、従量課金制は選べなくなる。
カケホーダイは月額2700円(税別、税込み2916円)で、
他社を含む国内固定・携帯電話と通話し放題になる。
既存のXi向けプランと比較すると
、一般的なプラン「タイプXiにねん」の場合、
49分以上通話すると2700円を超える計算だ
(基本使用料月額743円+1分40円×49分=2703円)。
同プランのユーザーで月に49分以上通話する
(無料通話先除く)場合は、新プランのほうが得になる一方で、
音声通話をほとんど利用しないユーザーでは維持費が高くなる。
同社の加藤薫社長は、 カケホーダイを通じて
「キャリア品質の音声通話に気づき、楽しんでいただきたい」と狙いを語る。
キャリアの通話料が高止まりする中で「LINE電話」など通話アプリが普及し、
キャリア通話を使わないユーザーが増える中、
改めてキャリア通話に振り向かせ、下がり続ける音声ARPU
(契約者1人当たりの音声通話収入)に歯止めをかける狙いだ。
現在のドコモの音声ARPUは1400円前後と、
スマホ向けカケホーダイの料金より1300円低く、
フィーチャーフォン向け(税別2200円)も800円下回っている。
カケホーダイへの移行が進めば音声ARPUが上向く可能が高い。
ソフトバンクモバイルも「実質かけ放題」をうたう
通話料金プラン「スマ放題」を発表しているが、
1回当たりの通話時間が5~10分に制限されてる。
「何回でも、何分でも、どこにかけても国内通話かけ放題はドコモだけ」
と加藤社長はアピール。
格安をうたうVoIPサービスとの違いとしては、キャリア品質の音質で、
緊急電話などにも利用できる点を強調した。
●家族重視の「パケあえる」 1人暮らしの
データヘビーユーザーは値上げに?
1人暮らしで毎月データをヘビーに使っているユーザーは、
既存のパケット定額プラン最上位
「Xiパケ・ホーダイ フラット」のほうが安くなりそうだ。
Xiパケ・ホーダイ フラットはデータ上限が
月間7Gバイト(7Gバイト超過後は2Gバイトごとに2500円)で5700円。
新プランの1人向けで7Gバイト使うと
7000円(5Gバイト5000円+2Gバイト2000円)かかることになり、
既存プランのほうが1300円安い。
「1人での複数台使い分けや、
家族での新端末追加を簡単にできるようにしたい」
加藤社長は狙いを語る。
1人暮らしのユーザーに不利ではという質問に対しては、
「1人でも複数端末でシェアしてもらいたい。
U25応援割で、25歳以下を応援する概念も付け加えた」と述べた。
一連の新料金プランは、
「当初は収入の減少要因になる」が、
音声・データともリッチに利用してもらうことで、
同社が掲げる「スマートライフ」を加速させたいと話している。
(ITmedia ニュース 4月10日配信を引用)
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2014-04-12 23:57
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